8月11日、北陸電力と石川県に申入れ

7月29日の「志賀原発、いつでも運転再開できます」という北陸電力のプレス発表、「稼動時期については言えない」としながらも、「早く再稼動したい」という本音が透けて見えます。黙っているわけにはいきません。さっそく(というには、ちょっと間があいてしまいましたが)、8月11日に北陸電力石川支店と石川県に、申入れに行きました。

参加したのは、「命のネットワーク」、「9条の会・七尾」、「暮らしの安全を願う市民ネットワーク」、「原発震災を案じる石川県民」、「原発震災を案じる内灘町民の会」、「憲法9条を広める会」、「紅茶の時間」、「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」、「7.24さよなら!志賀原発集会」参加者有志の皆さんで、このような申入れは初めての方々を含む20名近くが参加しました。

北陸電力への申入れ項目は;
1.志賀原発1号機、2号機ともに運転再開しないこと。
2.1号機で計画されているプルサーマル計画は断念し、
他社に先駆け脱原発を目指すこと。
3.電力供給という極めて公共性の高い事業を行っていることに鑑み、
情報公開を徹底し、消費者に対する説明責任を十分に果たすこと。
報道機関に対しては取材規制・拒否を行わないこと。

石川県への申入れ項目は;
1.現段階では、北陸電力志賀原発1号機と2号機の運転再開を認めないこと。
2.原子力防災計画を、抜本的に見直すこと。
志賀原発の事故だけを想定して単に緊急時対策の範囲(EPZ)を広げるので
はなく、若狭の原発や柏崎刈羽原発等の事故、原子炉の事故だけでなく使
用済み燃料プールの事故等、どこでどのようなタイプの大事故が発生して
も、その風下になった場合に県民の健康を安全を守るため、県民の被曝量を
最小限にとどめるために実効性のある計画を策定すること。

申入書の全文はこちら: 2011年8月11日 北陸電力・石川県申し入れ(pdf)

 

北電では、1階ロビーで立ったまま、しかも「申入書」をただ受け取るだけという、あきれた対応でした。対応したのは地域共生本部・地域広報チーム課長と課長補佐です。
それでも、報道の取材を認めただけ、前回よりもマシだったというべきでしょうか。なにしろ前回は、報道をボイコットし建物の中に入れず、「申入書」を受け取るや否や、職員通用口のドアの向こうに駆け込んで行ってしまったのです。

申入れ項目の最後に、「報道機関に対しては取材規制・拒否を行わないこと」と
わざわざ書いたのは前回の体験があったからですが、じつは事前に「この一文を削除しなければ、申入れ自体をお断りせざるを得ないかもしれない」と言われて、スッタモンダがありました。
これが、北陸のリーディング・カンパニーの対応なのでしょうか。東京電力には本当にあきれることが多いですが、北陸電力も結局のところあまり変わりないような、もしかしたら もっとひどいかもしれません。

県庁では、一応、部屋が用意されていて、対応は原子力安全対策室長(原子力安全・保安院より出向)と危機対策課長が対応。
ただ「受け取って終わり」ではありませんでしたが、県の回答は「国が、国が」と言うばかりで、何でも国任せにしておけば事故など起きないかのような口ぶりです。この県の対応は、基本的には3.11の前と変わりがありません。
国の指示を待っていたら、国の言いなりになっていたら、「命がいくつあっても足りない」、「どれほど被曝させられてしまうか分からない」ということが分かったのではないですか。

国の方針からはずれないようにお上の様子を伺っている一方で、県内の自治体の声は聞こうとしない石川県。「地方自治」という言葉は石川県にはないのでしょうか。

福島で起きたことに学ぼうとしなければ、いつかまた、同様の悲惨な事故を起こしかねません。
「北電にしても、県にしても、こんな人たちに任せておいてはあぶない!」というのが、はじめて参加した方の感想でした。


【Ust録画】 110811 北陸電力および石川県庁に対する「志賀原?発再稼動の停止を求める申し入れ」

 

【北電・石川支社】
http://www.ustream.tv/recorded/16566169

【石川県庁1】
http://www.ustream.tv/recorded/16568625

【石川県庁2】
http://www.ustream.tv/recorded/16569033

【石川県庁3】
http://www.ustream.tv/recorded/16569131

 

 

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