プルサーマルどころではない志賀原発

昨年6月28日、その4日前に発生した制御棒の誤挿入事故を隠したまま、
北陸電力が石川県と志賀町に志賀原発1号機でのプルサーマル計画実
施を申し入れてから、そろそろ9ヵ月になります。

この間、志賀原発では毎月のように事故・トラブルが繰り返され続けています。

とくに昨年12月からは、
◆1号機、再循環ポンプの部品不具合で原子炉停止
◆停止中の1号機で、作業員が誤って水を浴びる
◆1号機、制御棒が想定以上に引き抜け、原子炉停止
(以上は すべて12月中)

1月にはいって
◆2号機、タービンに蒸気を送る配管の弁で検出器が脱落(「起動時に必要な
検出器」ということで運転は継続)
◆2号機、格納容器内の冷却機で凝縮水量低下、 原子炉手動停止。

2月末には
◆1号機、再循環ポンプの部品不具合(12月と同じ部分)、3月1日に原子炉停止

地元紙「北國新聞」にも、『いくら北電が「いずれも重大事故ではない」と説明しても
、これだけ続くと、原発かそれを動かす組織に何らかの構造的な問題があるのでは
ないかと疑いたくもなる。
しかも、今回は昨年12月と同じ場所で同じトラブルが起きた。そうなると、前回発表
した原因や再発防止策はいったい何だったのか、という根本的な疑問が生じる。』
(2月28日付の署名記事、見出し:「再発防止は何だったのか」)
と書かれるような有様です。

ところが、北電の久和(きゅうわ)社長は正月の新春インタビューで、プルサーマル
を着実に実現させたいとして、「来年度には国の安全審査の結果を受けて、石川
県と志賀町の同意をもらいたい」と述べています。“国の安全審査は、当然、パス
する”という前提での発言なのでしょうが、とんでもないことです。

北陸電力の経営陣の皆さん、
立ち止まって、プルサーマルどころではない現実を、しっかり認識してください!

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